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中山道や鎌倉街道が通過する本庄市

本庄市は埼玉県の北西部に位置し、中山道で最大の宿場町としての歴史があることで有名です。地形は北側へ行くほどに平坦であり、利根川に架かる坂東大橋付近では群馬県の伊勢崎市と接しています。旧児玉町の中心部の地形は小山川が作った扇状地で、水に恵まれた地域であります。

 

本庄市の中心部の地形は、神流川右岸の扇状地を基盤とする本庄台地によって形成されています。台地の上を中山道が通過し、崖線の下には昔は湧水が豊富であった若泉公園があります。この台地は北武蔵台地の一部としても分類され、元小山川による侵食によって発達しています。

 

旧児玉町の地域は、歴史的には鎌倉街道の宿駅としても有名です。川越へと通じる道であり、中山道の脇往還としても機能していました。合併で本庄市となってからは、豊かな自然を活かした街づくりが行われています。利根川支流となる小山川には、長大な桜並木が整備されています。国道254号の身馴川橋付近には、赤城乳業の工場が誘致されて産業も発達しています。

 

本庄市は隣の深谷市とともに、近代化以降においても発展を極めた都市です。江戸時代には多くの商人を輩出し、江戸でも一目置かれる存在の豪商もいました。1883年には日本鉄道の本庄駅が開業し、交通網がさらに発展しました。1931年には坂東大橋が永久橋として架橋され、備前渠用水の改修も進みました。八高線の児玉駅は1931年に開業し、特産の生糸製品を運ぶための交通網としても期待が集まりました。

 


多くの人におすすめできる本庄の名所

古墳時代の史跡もある本庄市には、旅人を魅了する名所旧跡が多数あります。備前渠川沿いにある立岩寺は、別名では牡丹寺とも呼ばれ境内には多くの牡丹の木が植栽されています。牡丹の花が見頃となるのは4月下旬から5月上旬で、中山道を散策する途中で訪れる人たちで賑わいます。立岩寺の南側の小山川に架かる滝岡橋は、1928年に竣工した名橋で中山道を通しています。滝岡橋には豪華な花崗岩の親柱が現存し、橋上からは赤城山の絶景を眺めることができます。

 

本庄市の児玉地域には成身院百体観音堂があり、さざえ堂とも呼ばれる螺旋式の建物が有名です。百体観音堂は1783年の浅間山大噴火の犠牲者を供養するために建立され、現在の堂宇は明治時代以降に再建されたものです。百体観音堂から山間部のほうへ行けば、あじさいの小径という花の名所があり、名水が汲める場所もあります。

 

本庄市の中心市街地には、中山道の名所が多数あります。かつての本庄警察署であった建物は、歴史民俗資料館として使われています。明治時代の建物として貴重で、県指定の文化財となっています。中山道には本庄の街の鎮守となる金鑚神社があり、境内には壮麗な社殿や巨木があります。中山道を散策する人は必ず訪れる名所ですが、地元の人にとっても貴重な憩いの場です。

 

新たな街づくりが進む本庄早稲田駅の周辺では、公園の整備も盛んに行われています。丘陵地の大久保山には、関東平野の見晴らしが素晴らしいマリーゴールドの丘公園があります。

 

本庄の名所を散策した後には大人の遊びで癒やされてみたいという方には、本庄のデリヘルがお勧めです。埼玉のデリヘルの中では、熊谷のデリヘル大宮のデリヘルと並んで女性の質が高いと評判です。本庄まで足を伸ばした際には試してみるのも面白いかもしれません。


高崎線の本庄駅と岡部駅の間にある身馴川橋梁

本庄市内を流れる小山川に架かる高崎線身馴川橋梁は、明治16年に開架されたものと考えられます。しかしながら、煉瓦の遺構は現在の橋梁には残っていません。隣の六部ケ池架道橋は県道の花園本庄線を通す橋で、煉瓦積みの橋台が残っています。身馴川橋梁が複線化されたのは昭和5年のことで、このときには単線の橋が追加して架橋されています。

 

身馴川橋梁は本庄市に残る近代土木遺産の一つとして、滝岡橋や寺坂橋と並ぶ存在であります。左岸側の1スパンは明治44年製の桁で、他の桁も大正時代のものです。ところが、橋脚は戦後に改修されてコンクリート構造となっています。似たような橋としては、同じ高崎線の元荒川橋梁があります。いずれにしても貴重な土木遺産であることには変わりなく、小山川遊歩道の名所の一つとしても重要です。

 

つい最近までは、早朝の時間には身馴川橋梁を高崎線の寝台特急列車が通過したものです。鉄道ファンの間では隣の志度川橋梁のほうが有名ですが、小山川の鉄橋も魅力的です。高崎線の岡部と本庄の間は、一部の鉄道ファンの間では「オカポン」とも呼ばれて親しまれています。この付近からは、日中には順光の状態で列車を撮影することができます。身馴川橋梁の場合には左岸側で撮影する人が多くなっていますが、上り列車であれば右岸側から撮影したほうが無難です。

 

身馴川橋梁の下流左岸側には「湯かっこ」という入浴施設があり、小山川クリーンセンターもあります。鉄道マニアだけでなく、一般の本庄市民にとっても訪れる機会が多い場所です。